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Famila Gallego: Navidad
Me ha ayudado a mí.
「私を手伝ってくれた」 ayudar は多分フランス語の aider と同じ由来だと思うが、英語だと help に相当するということになる。助ける相手を直接目的語とする他動詞である。ドイツ語だと helfen であるが、これは助ける相手が3格の目的語になるので、ドイツ語文法では自動詞扱いになるようだ。なかなか一筋縄ではいきませんな。 スペイン語では me という目的語をとったうえでさらに a mí と、同じ内容を繰り返すことがよくあるようだ。英語やフランス語やドイツ語ではあまりそういうことをするという話を聞いたことはないので、スペイン語の特徴として理解しておいたほうがいいんですかね。 ¿Podemos verlo? 「それを見てもいいですか?」 英語でいうと May we see it? ですかね。動詞が活用されて文中にある場合には目的語は動詞の前にくるけれども、不定形の場合には目的語は動詞に後置され、しかも動詞にくっついてしまって一語化する、ということだったようだ。 Hay buena comida. 「おいしい食事がある」 buena comida が「おいしい食事」。comida は comer の派生語でしょうね。 hay は haber の3人称単数形で、完了の助動詞のときは ha だが、「...がある」という動詞として使われるときは hay という形になる、ということだが、話をわかりやすくするためか、「hay は ...がある、というときの『ある』に相当する動詞で、活用しない」というような説明をされる場合がある。今の「まいにちスペイン語」での説明もそんな感じだ。個人的にはこの説明の仕方は嫌いだ。Familia Gallego のテキストでも「hay は存在する物や人の人称や数によって形を変えません」とあるが、「活用しない」とは書いていない。「形を変えない」というのと「活用しない」というのは微妙に異なり、「活用しない」というと不正確なものの言い方であるような気がする。まあ、そんなことは百も承知の上でそういう説明をしているのではあろうが。 Aquí hay sólo once uvas. 「ここには11粒のブドウしかない」 大みそかにはMadrid の la Puerta del Sol の鐘にあわせて12粒のブドウを食べるのがスペインの風習らしい。スペイン全土でそういうことになっているのか、Madrid だけの話なのかはよくわからない。日本で年越しそばを食べる風習があるようなものだろうが、日本では除夜の鐘を聞きながら、音にあわせて食べるというわけではありませんな。
by xabon
| 2010-02-07 16:44
| スペイン語
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