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語学に関する素朴な疑問など
by xabon
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key points

Puntos claveというコーナーがスペイン語講座にある。
昨日なら、「語幹母音変化動詞1」で querer 「欲する」と pedir 「注文する」の人称変化である。

quiero/quieres/quiere/queremos/queréis/quien
pido/pides/pide/pedimos/pedéis/piden
などと変化する。語幹母音変化動詞は「1・2人称複数」以外の人称のところで語幹の母音が e→ie, e→i などと変化するということである。

今日は「語幹母音変化動詞2」で poder 「できる」、jugar 「遊ぶ」であった。これは、o→ue, u→ue と変化するそうである。これも、「1・2人称複数」以外のところが変わるのだそうだ。要は、語幹母音にアクセントがくるかどうかで変化するかどうかが決まるらしい。動詞だけじゃなく、例えば、月の名前なんかでも、12月が英語で December であるのが、スペイン語だと Deciembre と、母音が変わったりするようなのだが、そういいう話は今日の本題ではないのであった。

puntos clave の "clave" である。
puntos は punto の複数形で、英語の point に相当する。clave は「鍵」で、puntos clave は、key points のことなのであった。

スペイン語では、部屋などの鍵は una llave というと習ったのである。フランス語では clef あるいは cléで、それがスペイン語では llave になっている、と、何かの本に書いてあったので、何で cl-がll-になるのかなー、と思っていたのであるが、clef にもと近い clave という語もあるじゃないか、と思ったわけだ。

で、clave を辞書で調べてみると、この単語は「鍵」は「鍵」だが、部屋の鍵とか家の鍵みたいな具体的な鍵ではなく、「謎を解く鍵」「手がかり」というような意味の単語なのだった。だから、「学習の鍵」というような意味での鍵は llave じゃなく、clave を使うのだな。フランス語の clef は、「部屋の鍵」というような具体的な鍵の意味もあるし、「謎を解く鍵」というような、比喩としての鍵の意味にも使われるようだが、スペイン語ではこの2つを、llave - clave という2つの単語で分けていたようである。やっぱり辞書は引かないといけないなあ。
clave というのは、抽象的な「鍵」を表現するために、再輸入したんですかね?

それにしても、スペイン語の ll- という綴りが語頭に来る単語は、何度見ても違和感があるなあ。どうして cl- が ll- になるんでしょう?
by xabon | 2006-05-16 21:19 | スペイン語
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