図書館での借用期限が2週間なので、前に借りた「スペイン語の贈り物」などはいったん返却して(いったん、ということは、また借りるつもりなのである、買わずに)別の本を借りてきた。今回は「世界の言語ガイドブック」である。2分冊で、今回借りたのはヨーロッパ・アメリカ編である。ヨーロッパ・アメリカ編というが、要はヨーロッパの主要言語が取り上げられている本なのである。アメリカという名前がくっついているのは新大陸の先住民族の言語を取り上げているからではなく移住民が持ち込んだ英語やスペイン語、ポルトガル語などが使われているからいっしょくたにしているだけのようだ。ちなみにアジアとかアフリカの言語の話がこのブログにでてこないのはそこまで余裕がないからである。営業上、英語・フランス語は必要があって勉強しているので、その延長線上で周りの言語にも興味を示しているのであって、それ以上は余裕がない。そのうち定年、あるいはリストラにでも遭って暇ができたらほかの言語の勉強もできるかもしれないが、そのときには精神的な余裕のほうがないかもしれない。
それはさておき、ページをめくると五十音順に各言語が並んでおり、イタリア語、英語ときて、次はオランダ語である。オランダ語はなんだかとっても難しい。たあへるあなとみあを訳した人たちは偉かったなあ。昔はオランダ語を勉強するしかなかったから仕方がなかったのだな。オランダ語を知らなくても私の業務には影響がないので助かります。日本が鎖国を続けていなくてよかったなあ。ゲルマン語系の言語でドイツ語に近い言語なので、ドイツ語がわかれば文法的にはわかりやすいのかもしれないが、wijとかzijnとかeenとかいう、英語には決してでてこない綴りの単語をみると拒絶反応を起こしてしまうのである。