日本の各地の方言というのはそれぞれ一つの言語に相当するのかどうか、少なくとも二本の方言レベルの違い程度の違いしかない2つの言葉が別々の言語として扱われている例はあるようだが。
日本は広い国ではないけれども地形はけっこう険しいので、距離はそれほど遠くないのに、山地や海峡を隔てた土地では交流があまりなくて言葉の違いが結構大きいということがあると思うわけである。こういう方言間あるいは2つの言語の間の違いというのがどのくらいの差なのか、数値で表現できると面白いと思うんだが。
最近は科学が進歩して、動物や植物が別の動物・植物とどれくらい離れているかDNAの分析でわかるようになってきているようだが、言語でもそういう分析と言うのはできないのかなあ。言語にはDNAがないから難しいんだろうなあ。それができないから「英語日本語起源説」などという清水博士の小説が成立するわけだが。