カテゴリ
全体英語 フランス語 スペイン語 日本語 ドイツ語 韓国語 その他の国の言葉 綴り 発音 文法 その他 未分類 最新のトラックバック
以前の記事
2015年 05月2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 メモ帳
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
前置詞
英語は前置詞が発達した言語だそうである。ラテン語などで名詞の格変化で表していた部分がなくなったので前置詞で「...と」とか「...から」というような意味を表さなければならなくなったかららしい。学校のテストでは穴埋め問題「適切な前置詞を入れよ」というやつに悩まされたものである。しかし、フランス語にもドイツ語にもいっぱい前置詞はあるようだし、ドイツ語ではその後ろにくるのが3格か4格かなんてことも考えにゃならんのであって、英語だけが難しいわけではない。
フランス語の前置詞 deは英語の ofに当たる場合と fromに当たる場合がある。受動態の動作主を表すときにも、普通は parを使う(英語のbyに相当する前置詞らしいが)が動詞によってはdeを使うことがある。昔、be made の後に来る前置詞はfromかofかで悩まされたものだが、英語も両方まとめて一つの前置詞だったら簡単なのになあ。 フランス語のáは英語のatとtoを兼ねたような前置詞で、enは英語のinに相当する前置詞らしいが、英語ではin Englandとかin the United Statesと、国の場合はinを使いat Franceとかat Iraqという風に後に来る国名によってatを使うということはないのに、フランス語では後ろの国名によりau Japon (=á + le Japon)とáを使う場合とen Franceとenを使う場合があって、どうしてフランス人はこういうことをするのかが不思議だ、というのは前にも書いた記憶がある。 フランス語にはchezという前置詞があって、英語にはこれに当たる前置詞はない、と思う。知る限りではスペイン語やドイツ語にもこういう前置詞はないように思うが私が知らないだけかもしれない。「...の家に」というような意味を表すらしい。chez moiで私の家に(家で、の場合もある)ということだ。英語ではin my homeなどといわないといけないのだろうがわざわざhomeとかhouseとかいわなくて済むのですな。というか、chezという単語自体が、casa(家)という単語から来ているということなので、むしろinとかtoとかいわなくて済んでいる、と考えるほうが当たっているのかもしれない。chezの後に続くのは自分の家とか相手の家とかいう個人の家のレベルに限らず、店屋とか、場合によっては地域とか国を指す言葉が来てもいいらしい。 Je dois aller chez le dentiste. 歯医者に行かなきゃなりませぬ。これは本当の話なので、ああ気が重い。
by xabon
| 2005-08-27 09:28
| 文法
|