昨日の続き。しばらく動詞の勉強を続けようか。あれこれネタを考えなくて済むし。
眠る dormir - dormir - sleep、ドイツ語だと schlafen
これはフランス語とスペイン語、一緒である。
変化は、フランス語だと dors / dors / dort / dormons / dormez / dorment、
スペイン語では duermo / duermes / duerme / dormimos / dormíz / duermen、スペイン語では語幹母音変化動詞である。フランス語のほうは-ir型の不規則動詞によくあるパターンで、単数では -irの一つ前の子音を落として-s / -s / -t の語尾をつける、複数では -ir の前の子音までつけて、あとは -ons / -ez / -ent と、定型的な語尾をつける、という変化である。形は同じでも、フランス語とスペイン語の変化のパターンまでは一致しないのだな。
しかし、「眠る」なんてのはかなり基本的な単語だと思うが、ラテン語系とゲルマン語系では全然違いますな。印欧祖語での「眠る」という動詞はどんな形だったのだろう?
動詞と関係ないが、今日のスペイン語講座では月の名前をやっていた。前にもやったと思うのでここには12か月分全部は書かないが、スペイン語では1月は enero だそうである。英語の1月は Janus から来ているようだが、enero というのはどういう由来なのだろう? Janus とは関係なさそうだが。