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敬語ってむずかしい
子供が敬語の勉強中。
「いる」の尊敬語は「いらっしゃる」 謙譲語は「おる」 など、普通の動詞とそれに対応する尊敬語・謙譲語の表がでていて、それを見ながら答える問題。 『「先生はいますか」を敬語に直せ』 「先生はいらっしゃっておりますか」 うーん。 しかし、小学生に限らず敬語はむずかしい。大人でも「先生はおられますか」などと、、謙譲語のはずの「おる」を、尊敬語のように使ってしまうことはしばしばある。 「伺う」も謙譲語だと思うが、先日、近所の奥さんから、「...のこと、伺われましたか?」といわれて、むむ、と思ってしまった。 「られる」をくっつけると何でも尊敬の意味になると思われているのだな、きっと。 「られる」は尊敬を表す助動詞としての使い方はあるが、「いる」「見る」に「られる」をつけて「いられる」「見られる」とすると、可能を表す意味にしかあまり使われないようだ。「いる」は「いらっしゃる」、「見る」は「ご覧になる」ですかね。「見られる」は場合によっては敬語として使われるかもしれないが、「いられる」は敬語として使うことはまず無いでしょう。で、「いられる」でないとするとなんだろう? 「おられる」かなあ、という心理で「おられる」を尊敬語として使ってしまうのかなあ、と思うのであった。 多くの動詞は「られる」を使うと尊敬の意味になるが、特殊な形のものがある、日本語における一種の変則活用でしょうか。普通、日本語文法でいっている「動詞の活用」とはちょっと違いますけどね。 ヨーロッパの言語にはあまり「敬語」というのはないようだが、韓国には日本同様、「敬語」があるそうである。モンゴルなんかはどうなんでしょうね?モンゴルはともかくとして、韓国の場合、やはり、尊敬の助動詞をつけることで敬語になるものが多いが「いる」「いらっしゃる」に相当するような特殊な形の尊敬語もあるということである。しかし、日本の敬語が「相対敬語」なのに対し韓国の敬語は「絶対敬語」だとかいうことで、このあたりは日本語と韓国語は異なっているらしい。 具体的には、日本語で「祖父が申しておりました」、と、身内が話していたことを外の人に伝える場合には謙譲語を使うのに対し、韓国語では、おじいさんは尊敬の対象であり、外部の人に伝える場合にも「おじいさまがおっしゃっていました」というような言い方をするのだとか。 「いる」「来る」「行く」の尊敬語は、全部「いらっしゃる」ですかね? 「来られる」「行かれる」も使わないこともないかもしれないが、「行かれる」はあまり使わないほうが良いかもしれない。
by xabon
| 2006-09-24 19:27
| 日本語
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