本日のスペイン語講座より。
スペイン語では、イントネーションは発話者によりさまざまらしい。疑問文でも、一定の決まりはない、というのか、原則はあるのかもしれないが、実際にはいろいろ、ということでしょうか。
英語だと、yes-no 疑問文は、文末を上げなさい、と教え込まれたものだ。ネイティブの英語話者で、文末を上げない人っているんですかね? 一方、wh-疑問文の場合には文末は上げない、と教えられ、授業中 What time is it? などというwh-疑問文を、文末を上げて読もうものならここぞとばかりに英語の先生に責められたような記憶があるが被害妄想かもしれない。wh-疑問文を文末上げて話すと、教養がない、と思われたりすることはありそうだ。
フランス語だと、que などで始まる疑問詞疑問文でも文末を上げて話すこともあるとか。英語ほどその辺はうるさくないんですかね?
スペイン語になると、スペイン語が話されている世界が広すぎて統一しきれないのか何なのか、yes-no 疑問文に相当する疑問文でも文末を上げても上げなくても間違いということはないし、疑問詞疑問文もまた然り、ということであった。
日本語だと、「これはあなたのものですか?」というのを、「ですか↗」と上がり調子で話されれば確かに質問されているという気がするけれど、「これはあなたのものですか↘」と下がり調子で話されたりすると、質問というよりは詰問されているように感じられると思うのだが、スペイン語話者はそういうことを感じたりはしないんですかね?