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可算・不可算、単数・複数
日本語には、可算名詞・不可算名詞とか、単数・複数という概念がほとんどないようなので、なぜ英語やフランス語などにこういう文法事項があるのかよくわからない。何か利点があるからいちいち区別するんだと思うけれども、フランス語なんかは、書けば単数と複数の区別はあるけれども、発音すると名詞そのものでは単数か複数か区別がつかないものが多い。まあ、冠詞まで含めて聞けばちゃんとわかるからいいのだ、といわれそうだが。
よく、money が不可算名詞だということで、「どうしてお金が数えられないんだい」という話を、半分冗談、半分本気でいったりするわけであるが、money がなぜ不可算か何となく理解できたとしてもそれをまた「カネが数えられないとはおかしいじゃないか」といっている人が理解してくれるように説明するのは実に容易でない。 またよく引き合いに出るのが家具である。英語の furniture は不可算名詞で、 a furniture とか two furnitures というのはありえず、試験でこんな答案を出せば×である。 これも、「たんすが2棹、テーブルが1台(「台」でいいんですか?)とちゃんと数えられるじゃないか、なんで家具が数えられないんだい」と文句の一つもつけたくなるが、英語の furniture というのはそういう一つ一つの家具を指しているんじゃなくて、「家の中に備わっている道具類」、という概念を表しているので数えられないのだ、という理解でよろしいでしょうか。 家具のうちの一つ、という場合には a piece of furniture と言わないといけないそうである。 これは英米人の常識であって、フランス人の「家具」の概念はそれとは違うようだ。 meuble という名詞は可算名詞だそうである。 辞書には acheter des meubles などという用例が挙げられている。「家具類を買い揃える」だそうだ。フランス人にとっては、家具というのは数えられるものなわけである。ameublement という、集合的に用いられる「家具類」という意味の単語もあるようだが。 可算か不可算か、というのは、その区別がある言語で常に共通というわけじゃなく、言語によって、可算か不可算かの考え方は違うわけだ。 フランス人が英語を習ったときに、furniture に、a とか -s をつけたくなって困るかどうかはよくわからない。
by xabon
| 2006-10-07 21:47
| 文法
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