こないだの続き。
英語やフランス語やドイツ語などは、日本語と違って、数えられるものが単数であるか複数であるかを区別する言語である。
世界は広いので、さらに複数であっても、2つの場合を特別扱いする言語もあるそうであるが、私の知らない言語の話なのでその辺は置いておくとして、毎度しつこく書いているが、わざわざ単数と複数を区別するというのは、区別しないと不都合があるとか、区別すると何か良い事があるからだと思うわけである。
具体的に何がいいのか教えて欲しいものだ。
然るに、英語には単数と複数で形が変わらない名詞というものがある。
carp、sheep などである。
何かの本によると、「常に群れているもの」の場合、単数と複数を区別しないことがあるらしい。何の本だか覚えていないが、この説明がおかしいとしても私の責任ではない。常に群れでいるので、個々の鯉やら羊やらは区別しないんでしょうね。あまり、こういうものが単独でいることは想定されていないのかもしれない。
Japanese も単複同形だったような。イギリス人からみたら日本人なんか何人いようが大した違いはないってことかしらん?