フランス語とスペイン語は去年の前期の復習だが、ドイツ語はやっていなかったので、ここで復習していこう、と、思うのだが、毎週できるかどうかは定かでない。
とりあえず先週の「今日の表現」の復習。
Ich heiße Jun-ichiro Koizumi. 「私はコイツミ ユンイヒロ という名前です」 この名前は「ローマ字の読み方」の問題を考えるのに都合が良いので、まだ使わせてもらおう。
それにしても、heißen に相当する動詞は英語にもフランス語にもスペイン語にも出てきませんね。フランス語とスペイン語は 英語でいうところの call に相当する動詞を代名動詞(再帰動詞)にして、「私は自分自身を...と呼ぶ=私は...という名前である」というのだが、heißen は単独で「...という名前である」という動詞だ。Mein Name ist Jun-ichiro Koizumi. でも良いわけであるが。
Wie geht es Ihnen? 「ご機嫌いかがですか?」 これは前にも書いたような気がするなあ。Comment allez vous? と比べると面白い。gehen、aller はそれぞれ英語の go に相当する動詞だけれど、ドイツ語では「ご機嫌いかが?」は「それはあなたにどのように行くか?」だがフランス語では「あなたはどのように行くか?」である。英語では go は使われない。
Wie heißen Sie? 「お名前は何と仰りますか?」
Ich komme aus Japan. 「日本から来ました?」
どうでもいいが、こうしてドイツ語とそれの和訳を並べると、日本語というのは主語を言わないほうが自然な言語だなあ、というのがよくわかりますね。
時間が来たのでこの辺で。