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語学に関する素朴な疑問など
by xabon
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結婚やらその周辺のことに関する、あまりおめでたくない話題

辞書に載っている例文をみているとなかなか面白い。固有名詞のところをちょっといじったりして遊べる。
Tomokazu est le mari de Momoe. 「トモカズはモモエの夫である」
Shin-ichi a été le mari de Masako. 「シンイチはマサコの夫であった」

Votre mari va-t-il bien? 「ご主人はお元気?」 夫婦の「夫」のほうを「主人」と呼ぶのが適切かどうかはここでは議論しないことにして、慣用とか辞書の表現に従うことにする。世の中には「ご主人はお元気?」と尋ねられて「うちじゃ私のほうが『主人』なの」と答える妻もいるそうである。フランス語に訳すにはどういえばいいんだか。
Mon mari est au loin en ce moment. 「主人は今、遠いところに行ってるの」  亭主元気で留守がいい、というのが昔あったがなあ。「遠く」って、どこでしょう? まさか...
「出て行ったきり帰ってこないの」はどう表現するんでしょう? 昔は「出て行ったきり帰ってこない」のは大概出て行った側に何か問題があったものだが、昨今は「出て行ったきり帰ってこないの」と嘆いている妻のほうもおかしかったりする怖い世の中である。
お互いにそういう不幸な目に会わないためには、Il faut trouver un bon mari. 「いい夫を見つけなければならない」 もちろん、Il faut trouver une bonne femme. でもある。なんで夫のほうばかりが例文にでているかというと、辞書の femme のところにはあまりこれといった例文がでてこないからである。

bon mari とか bonne femme と思って結婚しても、実はそうでなかったりすることもある。やむを得ないことであるが、警察とか何とかのお世話になるような事態を招くくらいなら結婚生活を無理して続けることもなかろうと思うのだが。「彼女、あのひどい夫と別れていたらなあ」というのは、接続法を使って表現するんですかね? 接続法はよく知らないのだが、Elle ait divorcé d'avec le mari cruel. でいいでしょうか?

離婚する divorcer は、代名動詞ではないそうである。婚約や結婚が代名動詞なのに離婚が代名動詞でない理由はよくわからない。離婚した人は divorcé(e) と呼ばれるそうである。現代日本なら「バツイチ」と呼ばれるわけですな。Elle a épousé un divorcé. 「彼女はバツイチ男と結婚した」 épouser は「結婚する」の格式語らしい。これも代名動詞じゃないのだな。
うちにある辞書には Elle a divorcé quatre fois. なんて例文も出ている。4度も離婚するのか。タフだなあ。フランスじゃこういうことって多いんですか?
by xabon | 2007-01-13 21:53 | フランス語
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