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語学に関する素朴な疑問など
by xabon
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英作文 形容詞・副詞篇

作動している印刷機は大きな音をたてる

A running press machine makes a lot of noises.

機械が「動く」は、runあるいはoperateを用いるのがいい、という話である。moving machineとはいわないようだ。ロボットなど、自分で移動して何かする機械ならmoving machineかもしれないが。

日本の労働人口は減少しつつある

The working population of Japan is in decline.

高齢化が進んで働ける人の数が少なくなっているのもあるし、働きたいのに、物の生産の場が労働力の安い海外に移転してしまい、働けない人もいる。この国はどうなっていくのやら。「減少しつつある」は be in decline といえばいいのだな。in decline の decline は名詞であるが動詞としての用法もあるようだ。His wealth is declining. とか This country is declining. とか。

興奮した観客は地元チームを応援した

The excited crowd cheered for the home team.

日本語では「興奮する」「がっかりする」「恐れる」など、感情を表す動詞は自動詞であるが、英語では「興奮させる」「がっかりさせる」「怖がらせる」などという他動詞で、そういう状態になった人は受動態で形容されるというのがこの例文の要点であろう。フランス語では「興奮する」は s'agir と、代名動詞の形になるんだったかな。agir が「興奮させる」で。「興奮した人たち」の場合はどうなるんだ?

この陳述は真実だと思いますか? それともうそだと思いますか?

Do you consider this statement true or false?

One of the member of "Liars' Club" said, "All that is said by the members of our club is false." Do you think that this statement is true or false?

突然酔っ払いが私のほうにやってきた

Suddenly, a drunken man came up to me.

酔っ払いは a drunken manである。a drunken woman もいるだろうな。

訪ねてみる価値が一番あるのはどの島ですか?

Which island is most worth visiting?

私の頭の中ではworthとworthyがごっちゃになっております。どっちも「...の価値がある」「...に値する」という意味の形容詞である。worthには「価値」という、名詞としての用法もある。worthyにも名詞としての用法はあるが「名士」というような意味で、「価値」という意味はないらしい。「...する価値がある」といいたい場合には worth ...ing という、例文にある形を用いるか、 worthy of ...ing という形もあるようだ。worthy の場合には前置詞 of をとる。worth ...と worthy of ... が同じように使えるのかなにか用法に差があるのかはよくわからん。worth には、名詞を前から修飾する用法はないようだ。worthyには a worthy champion などという例がOALDに出ている。

現状はきわめて深刻である

The present situation is very serious.

これは実にリアリティのある例文である。「現在の...」には present を用いるということである。

今日手に入る材料はどれも明日も入手可能である

Any material available today will also be available tomorrow.

そう思っていると、これが手に入らなくなるんですねえ。よくあることです。
available というのは使い方がわかると便利な英単語かもしれないが、どういうところで使えるのか、いまひとつ飲み込めない。

信用の置けるデータをインターネットで得ることができる

It is possible to get reliable data on the Internet.

「インターネットと鋏は使いよう」 信頼の置けるデータを手に入れることはできるが、信頼できないサイトも多々ある。このブログに書いてあることだって、鵜呑みにしないほうがよろしい。なにしろうろ覚えの内容ばかりである。さて、上の例文は、Reliable data are available on the Internet. と、available を用いていうことも可能なのであろうなあ。

失業者の数は増加していく可能性が高い

The number of the unemployed is likely to rise.

どうも景気の悪い例文が目につくなあ。気のせいかしらん?
「可能性が高い」は possibility などという単語を使わなくても、be likely to ... で表すことができたりするのだな。
「明日は雨になる可能性が高い」は、It is likely to rain tomorrow. などといえばいいのかしら。

世界がもっと多くの森林を必要としていることは明らかだ

It is apparent that the world needs more forests.

It is apparent that I need more money. などといえばいいのだな。

このシステムは少なくとも30日毎に再調査する必要がある

It is necessary that this system be reviewed at least once every 30 days.

「...する必要がある」は It is necessary that ... で書ける。that節は例によって「接続法」の出番である。
フランス語でも Il faut que ...のque 以下は接続法になるのであった。必要なのはその通りだろうが本当に30日に一回再調査されるかどうかは確かでないからだろうか。

アメリカ旅行をするお金がない

I have no money to make a trip to the US.

それでもっとお金が必要だったわけだ
I have no time to make a trip to the US. なら「アメリカ旅行をする暇がない」という意味になるでしょうね?

こんなにたくさんの蝶をみるのは生まれて初めてだ

I have never seen so many butterflies in all my life.

前にも書いたが、私は蝶は苦手である。たくさんの蝶なんか見たくない。
そういえば、我が家のミカンの木に居候していた芋虫は、ミカンの葉っぱを散々食い散らかしたあと、さなぎになったのであるが、そのあと、2週間ほどして、さなぎは抜け殻になっていた。知らないうちに成虫になって、どっかに飛んでいったのだろう。この、蝶の幼虫というやつは、さなぎになるときには居候していたミカンの木から離れる習性があるんですかね? 私は蝶の習性など詳しくないのでさっぱりわからないのであるが、芋虫に悪い虫がつかないように、ミカンの木ごと目の細かい網をかぶせておいたのである。盆栽程度の大きさのミカンの木なので、網で覆うことができるのである。すると、芋虫は、遠くにいけないので、網の内側にぶら下がるようにしてさなぎになったのである。どうしてそういう風にしてさなぎになるんだか。ミカンの木についたままさなぎになると、天敵に見つかりやすい、というような理由なのだろうか?

無意味な仕事に浪費されている時間が多い

Much time is being wasted on meaning less tasks.

Much tax has been being wasted on meaningless public works in Japan. 「無意味な公共事業に浪費されてきた税金が多い」なんていうのはこれでいいですか?
消費税を上げるとか上げないとかいう話になっているようだ。私は上げてもいい、というか、上げるのは仕方がない、と思うが使い道がちゃんとしていればの話である。年金やら郵便貯金やら、いつのまにか着服されてそのままになってしまうような国ではねえ。

最近は湾内ではほとんど鯨はみられない

Very few whales have been observed in the bay lately.

fewは数が非常に少ないことを示し「あまりない」という否定的な意味の形容詞で、a few となると「少しある」と、肯定的な意味を表す。そういえば何だったか、瓶のなかに飲み物が半分入っているのをみたときに「半分も残っている」と考えるか「半分しかない」と考えるか、というような話があったような気がするが何の話だったかしらん? 同じ数だけあっても「ほとんどない」と考える人もいるかもしれないし、「少しある」と肯定的に考える人もいるかもしれない。
Few people visit my blog. 「私のブログを見にくる人は非常に少ない」
A few people visit my blog. 「私のブログをみにくる人は少しはいる」
同じ訪問者数であっても、ネガティブ思考の人は few と思い、ポジティブ思考の人は a few と思うのかな。
さて、few に強調の副詞のvery few となると few よりさらに否定的な意味合いが強くなるようだ。quite も、形容詞を強める役割の副詞である。quite a few というと「まったく少しの」というような意味ではなく「かなりの数の」という意味になる。不可算名詞なら quite a little で、やはり「かなりの量の」という意味になる。a few にしても a little にしても数量としては多いとはいえないが、肯定的に「ある」という意味を持つことが重要であって、「ある」をquite で強調することで「かなりある」という意味になる、と解釈すればいいのだろうか?

この件については十分な議論がなされている

Enough has been argued on this subject.

enough には形容詞のみではなく、代名詞としての用法もあるということである。
Enough has given to him, but he's not satisfied yet.
足るを知るということは大切だと思う。ああ、あの、ウイスキーを保存しておくやつね、って、それは「樽を知る」でしょう、というようなギャグを飛ばして、周囲を寒からしめている私である。

Water freezes at zero degrees Celcius.

この例文のポイントはただ一つ。zero がどうして複数扱いなのだろう? 1と2以上を区別する、というのはまあわからんでもない。しかし、ゼロが2以上と同じく複数だ、というのは理解に苦しむ。どうして「ないもの」が複数なのだ?
by xabon | 2007-10-11 21:28 | 英語
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