カテゴリ
全体英語 フランス語 スペイン語 日本語 ドイツ語 韓国語 その他の国の言葉 綴り 発音 文法 その他 未分類 最新のトラックバック
以前の記事
2015年 05月2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 メモ帳
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
最強100フレーズ 30-32
(30) ¿Va este autobús a la Plaza de España?
「このバスはスペイン広場に行きますか?」 「行く」と「来る」である。 スペイン語では「行く」の原型は ir だ。フランス語と同じように、「行く」という意味を表していたいくつかの動詞が一つの動詞として扱われるようになったのだと思うが、語幹が多くてややこしい動詞である。直接法現在では voy, vas, va, vamos, vais, van と活用する。i- など、どこにも出てこない。原型はvarである、ということではいかんのか、と思ってしまう。フランス語では aller という形が原型であるが、スペイン語ではall- という語幹は出てこない。va- (直接法現在、接続法現在) のほかは、i- (線過去、未来、過去未来)、fu- (点過去、接続法過去)という語幹が辞書に載っている。現在分詞は yendo だそうである。 「来る」のほうは、多少マシだ。 vengo, vienes, viene, venímos, venís,vienen である。 「~へ行く」は ir a ~。「~から来た」は venir de ~。 ir a ~ が「近接未来」も意味するのはフランス語に似ている。 (31) ¿Sabe usted dónde está la parada de taxis? 「タクシー乗り場がどこか、ご存じですか?」 saber はフランス語の savoir に相当する動詞だと思うが、スペイン語では発音に引っ張られてかどうか、綴りがvじゃなくbになっている。 活用はsé, sabes, sabe, sabemos, sabeís, saben と、1人称単数のところがとんでもない形である。何でですかね? conocer はフランス語でいえば connaîtreである。con- までは共通しているが後ろはあまり似ていない。同じ語源なんだろうか? saber が「(知識として)知っている、(知っている結果として)できる」というような意味、 conocer は「(体験として)知っている、(誰かと面識があって)知っている、(ある場所に行ったことがあって)知っている」という意味で、この使い分けはフランス語の savoir, connaîtreの使い分けと共通している。 la parada は、辞書には「バス停」として出ている。parar 「停める」の派生語のようだ。 なお、スペイン語圏では、「...はどこですか?」と尋ねたとき、本当は知らなくても「知らない」と答えるのは不親切だと思う人も多いらしく、勘であっちのほうだと思えば「あっちにある」と教えてくれることがしばしばあるので気をつけたほうがいい、とのことである。 (32) Queremos ir a Barcerlona en avión. 「飛行機でバルセロナに行きたい」 応用編の角田先生(本当は「角」の真ん中の縦線が下まで突き抜ける異体字であるようだがPCでは出てこない。異体字も一つの文化かもしれないが、あまりにも無制限にあるのはどうかと思う。私の苗字も、戸籍上は異体字を含んでいるようだが普段は常用漢字表の書体を使っている。)の話で面白かったのは、「お茶が欲しい」というのに、Té. と言って、さらに Quiero. と付け加えたら Quiero té. といったのではなく Te quiero. と言ったものと誤解された、という体験談であった。この話の教訓は、「スペイン語圏ではお茶ではなくコーヒーを飲もう」ということ、なわけはない。
by xabon
| 2007-11-28 06:23
| スペイン語
|