「日本人に共通する英語のミス 151」という本があるそうだ。この本自体は見たことがないので、「...そうだ」という書き方である。買ったのは「日本人に共通する英語のミス矯正ドリル」という本である。
冠詞、数に関する間違い。これは前にも冠詞のドリルを買ってやってみたが、おおむね2割くらいは間違えますな。前にも書いたが、「可算、不可算」の見極めがつかないのと、定冠詞をつけるべきところと不定冠詞をつけるべきところの区別である。
あとはまだあまり手をつけていないが、動詞や形容詞では、日本語を英訳する場合に和英辞典である日本語の単語を引き、そこに出ている英単語をそのまま当てていくと、英語としては変、という文章が出来てしまう、というパターンが多いようだ。それから、カタカナ英語はそのまま英語にしても通じない、というのも一つのパターン。
Russia is a wide country. 確かに地図を見ると横幅も縦幅もあるが、「広い国」というのは a large country とか a big country という形容詞を使うところらしい。日本は a large country ではないが、そんなに小さな国でもない、という話は前にも書いたかもしれない。しかし日本は平野部が少なく、実際に居住地とか耕作地として利用できる面積はやっぱり小さいかもしれない。
ところで、チリみたいに南北にとても長く、東西方向の幅のない国はどう表現すればいいのだろう? a long country とはいわんのでしょうな。a narrow country、まるっきり間違いではないような気もするがそうもいわないんだろうなあ。