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英語日本語起源説
スペイン語では1月はeneroだそうで,英語やフランス語のJanuary,janvierとは違う系列の言葉のように思われるが,これはどこから来たのだろう?
2月はfebrero, 3月はmarzo, 4月はabrilとこれだけ-oでないのも謎だが,5月はmayo,以下,junio, julio, agosto, septiembre, octubre, noviembre, diciembreと続き1月以外は英語やフランス語と本質的には同じだと思うが,1月だけは毛色が違うのである。 9月以降みると,英語と比べ,Septemberがseptiembre, Octoberがoctubreというように(語尾はともかく)母音が微妙に変化している。不規則変化動詞みたいだ。 それにしても,先日うちにあった本を読み返していたら,7番目の月が9月になった事情とかいろんなことが,清水義範博士の書いたものにしっかり書かれていた。読んだはずなのにすっかり忘れていたようだ。しかし「冬至のころを一年の始まりにした」というのは清水博士の説のようであって,頭の隅に読んだ内容がこびりついているのがふと浮かび上がってきたのを,前に月の名前のことについて書いたときに,原典不明のまま書いてしまったのだな。 清水博士といえば西原理恵子画伯である。西原画伯が「慣性の法則,わかんね」というと清水博士が「慣性の法則というのはね...」とご親切にも詳しく解説してくれるのである。それでもって,それが本になってよく売れたりするわけだ。有名にはなるものである。無名の私がこんなところで「語学,わかんね」といってもなかなか疑問は解決しない。たまに奇特な方が有難いコメントをくださるのには大いに感謝しておりますが。 清水博士の作品に,「英語日本語起源説」というパスティーシュがあって面白かった(オチはいま一つのような気がするが。清水博士の本の愛読者ではあるが,清水博士の作品はこの作品に限らず,オチにやや難点があるように思うのである)。 この作品は,高名な日本語学者が唱えた「日本語の起源は南インドにある」という説から思いついたのだと思うが,あれは「トンデモ本」の部類だと思っていたのでこないだ読んだ「はじめての言語学」でこの説が一笑に付されていたのを読みこちらも溜飲を下げたものである。
by xabon
| 2005-06-05 05:57
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