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曖昧な日本語の私
先日、帰り道でラジオを聞いていたら、どっちとも解釈できる表現についての話をしていた。最初の部分は聞いてなかったし、番組が終わるまえに家に着いてしまったので最後も聞いていなかったので、どういう番組なのかはよくわからないのだが。
その中に出てきた、曖昧な文、その1. うろ覚えなので多少違っているかもしれない. 「みんなの好きな体育の先生がやってきた」 これは3通りに解釈できるそうである。私は2つしか思いつかなかった。「みんなの好きな」がどこにかかるのか、つまり、みんなが好きなのが体育なのか、先生なのか、というところの解釈で2つに分かれるということである。これ、しかし、誤解されないようにしかも簡潔に表現するにはどう言いわければいいんですかね? まあ、それはともかくとして、3つめが私はわからなかったのであるが、「先生がみんなのことを好き」という解釈が3番目だそうである。助詞「の」が前の2つでは主語を表す役割を果たしているのに対して、3番目の解釈では「の」が「を」の役割を果たしていると考えるわけだ。ちょっと不自然な気もしたが、まあ、確かに、ちょっと言葉を足してみると、「みんなのことの好きな先生」という言い方は普通かな。 英語にも曖昧な文はあるはずだが、ここに出てきた3つの解釈は曖昧にならないように、かつ簡潔に書けるはずだ。 The PE teacher, whom all of the class like, has come. とでもすれば、(クラスの)みんなが好きなのは先生であることが明らかだ。 The teacher of PE, which all of the class like, has come. とすれば、みんなが好きなのは体育だ。先生のことが好きかどうかは定かでない。 The teacher of PE, who like all of the class, has come. さて、この例文を「みんなの好きな物理の先生がやってきた」としたらどうなるか。 The teacher of physics, who like all of the class, has come. と、 The physics teacher, whom all of the class like, has come. は、やはりあるうる解釈である。 しかし、 The teacher of physics, which all of the class like, has come. は、ありうる解釈のうちからはずしてもいいだろう。クラスのみな物理が好き、ということは、通常ではあり得ない筈だ。 (物理と名のつく授業でひとつも単位を取らず、「もぐりの学生」と同級生に言われてしまった物理嫌いの人間の戯言なので、物理好きの優秀な頭脳の持ち主のヒトは気にしないように。) 物理の話はさておいて、曖昧な日本語の続きの話があるのだが、長くなったのでまた改めて。
by xabon
| 2008-09-19 22:34
| 日本語
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