再帰動詞の強調用法だ。
irse は、先日は「(一般的に人が)...に行く」という用法であったが、ここでは「行っちゃうよ!」というような強めの意味を表すのに使われている。caer 「倒れる」も、caerse と再帰動詞の形になると「落ちちゃう」というようなことになるのである。
「あなた方はもうお帰りですか?」
¿Ya se van ustedes?
「はい、私たちはもう帰ります。さようなら」
Sí, ya nos vamos. Adiós.
「ダブルルームが1つありますか?」
¿Tienen una habitación doble?
2人部屋は habitación doble で、シングルルームは habitación sencilla ということだ。「ありますか?」は、「あなた方は持ってますか?」 ということで、 ¿Tienen? といえばいいのだな。まあ、ホテルみたいな大きな組織なら相手は ustedes で、個人商店みたいなところなら ¿Tiene? でもいいのかもしれん。それともこういうときは相手を複数扱いするのが慣習なのかもしれなけれども。