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語学に関する素朴な疑問など
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2005年 05月 05日 ( 5 )

孤立語 屈折語 膠着語

このほかに「抱合語」というのもあるのだそうだが,昔習ったのがこの3つだったので抱合語は省略。
高校の授業のレベルでは,「孤立語」は語形が変化せず,単語を並べる順番で主語とか目的語とか述語とかを区別する言語で代表は中国語。「屈折語」は単語が I, my, meのように変化(屈折)して「私が」「私の」「私を」といった意味の区別をするもので,ラテン語などがこれに当たる。「膠着語」は単語に「が」「の」「を」などの助詞をくっつけることで意味の区別をするもので,日本語はこれに当たる,と習ったのでそんな風に理解していたが,改めてウィキペディアやはてなダイアリーで調べてみるとこれはちょっと単純化しすぎのようである。詳しい解説はこれらのウェブページを参照されたし(正確な解説なのかどうかは私のレベルではよくわからないが,私の解説よりはちゃんとした解説でしょう)。
授業の際には「英語は屈折語である」と教えられたのであるが,ラテン語などに比べると英語はずいぶん名詞や代名詞の格変化や動詞の人称変化が少なくなって孤立語の特徴をずいぶん持つようになっているようだ。これはブリテン島にフランスやらスカンジナビアやらいろんなところから侵入者が多々入り込んだことが原因と書かれている。とくに,英語と系統の近いゲルマン語系統の言語を使う人たちとコミュニケーションをとる際に言語によって少しずつ違う語尾変化で意味の違いのやりとりをしようとするとうまくいかないために語尾変化が消失したという。
なるほど,英語というのは異民族が交流接触したことで屈折が磨り減ったのだな,と思った。クレオール英語とかピジン英語とかいうのはさらに磨耗が進んだ形態なんではないだろうか。

さて,ある日のこと,中国のことについて「中華があって東夷・西戎・南蛮・北狄が周りにあったのではない,東夷・西戎・南蛮・北狄が混ざり合って中華になったのだ」という意味のことを書いてあるものに出くわした。これを読んだとき,中国語が孤立語であるわけがわかったような気がした。中国語というのは究極のピジン語なのではないだろうか。中国の方言というのがあるが実際にはまったく別の言語といってもいいほどちがっているらしい。違う言葉を話す東夷・西戎・南蛮・北狄の民族が真ん中に集まったとき,もともとは孤立語でなかった言語が磨り減って,孤立語の中国語になったのではないんだろうか,と。
日本語だって「わたし,これ,あげる,あなた」というような感じで助詞とか動詞の活用など使わないでたどたどしく単語を並べれば何とか意味は通じることも多いのである。
http://www.linelabo.com/bk/2003/bk0303a.htmの「読書録」というウェブページをみると『大航海』No.46(2003年4月、新書館)で石川九楊氏が中国語が孤立語化したプロセスについて考察しているらしい。参考になるかもしれないので一度読んでみたいものだ。
by xabon | 2005-05-05 20:45 | その他

C

Cはそもそもは前に書いたように[g]の音を表す文字だったようだがラテン語では[k]の音を表すのに使われていたそうだ。Kという文字もあったのに,Kはほとんど使われなかったという。いまでもラテン語の末裔のロマンス諸語ではKという文字はめったに使われない。しかしC自体にも変化が及び,cにiやeが続くときには[k]ではない音で発音されるようになり,フランス語では[s]に,スペイン語では[θ]になっている。どこでどうしてこんな風に変わったのだろう? これも,本には変化したことは書いてあってもなぜ変化したかは書いてない。
CHという綴りでかかれるとまた発音が変わる。英語ではこの綴りは日本語の「たちつてと」の「ち」の子音で読まれることが多いようだ。フランス語では「シャシュショ」の子音。ドイツ語だとのどの奥の方で音を出す「ク」か「ヒ」であったか。スペインでも「チ」のようだが,この国ではCHはちょっと前までは26文字のアルファベットのほかの独立した文字として扱われていたということである。
昔,小惑星のなかでいちばん大きい星が「ケレス」とかかれていたり「セレス」と書かれていたりして混乱したものだが,CeresのCを[k]とラテン語風に読むか,英語風に[s]と読むかの違いであったようだ。
by xabon | 2005-05-05 09:14 | 綴り

W

WはダブリューでUが重なっているという,とってつけたような名前である。
VVならVが重なっているはずだが昔はUとVは同じ字だったのでダブルヴイでなくダブリューでもいいということか。イギリスにアルファベットがはいった初期には英語のアルファベットのなかにはuuという文字があったそうなのでこれがWに変わったのかもしれない。もとがuuならたしかにダブルヴイではなくダブルユーだ。しかしWという文字ができたのはイギリスではなくフランスだ,となにかに書いてあったような。北欧で使われている[w]の音を表記するのに考案された文字だとか。
フランスではWはドウベルヴェ,Vが重なっているとみなされているらしい。Wはラテン語になかったのでフランス語やスペイン語など,ラテン語由来の言語にはWの文字はあまりでてこない。Wがはいっているのは外来語だそうだ。
by xabon | 2005-05-05 08:30 | 綴り

[θ]

[v]は日本語で無理やり「ヴ」と書くこともできるが,英語でthの綴りで書かれる[θ]とかその有声化された音(冠詞 the の子音のことです)はカナでは表記することが不可能である(幼稚園のころ習っていた英語のテキストには[s]の音にはカタカナの「サシスセソ」を当て,thの方にはひらがなの「さしすせそ」を使うなどという努力で両者が違う音であることを表現しようとしていたものもあったが)。
しかし,なんでわざわざ舌を上下の前歯の間に挟んで摩擦音を発音しなくちゃならんのであろうか? 難しい発音である。thをちゃんと発音しようとするあまり,sまで[θ]と発音してしまったりするのである。ドイツ語やフランス語にはこんな子音はなく,日本人以外の人たちにも難しい発音らしい。スペイン語ではCやZと書かれているとこの音になるようだが,スペイン南部やラテンアメリカのスペイン語話者は[s]で発音するという。それを知ったとき,英語でいつも[s]と[θ]の違いに苦労させられている私としては少しコンプレックスが解消されたような気がしたものである。この発音,英語とスペイン語以外ではどこの言葉にあるのだろう?
by xabon | 2005-05-05 08:10 | 発音

V

ラテン語ではV(母音[u]でないほう)はいまの英語でのVのような「上の前歯を下唇に当ててその間に息を通して出す摩擦音」(無理やりカナで書くと「ヴ」と書かれるやつ)ではなく,半母音[w]だったそうだ。
同じ「上の前歯を下唇に当ててその間に息を通して出す摩擦音」でも無声の[f]はあったようだが有声音の[v]はなかった,ということなのか,あったけれども[f]と[v]の間にあまり厳密な区別がなく書き分けられていなかったのかは調べた限りの本には書かれていなかった。
ドイツ語ではVはファウで[v]の音ではなく[f]の音を表すのに使われている。[v]の音にはWが当てられている。
ラテン語の末裔に当たる言葉では,フランス語にはれっきとした[v]の音があり,Vがその音を表すのに使われているがスペイン語には[v]の音がなくて,Vの字はBと同じである(このことを知ったとき,英語のリスニングでVとBの聞き取りに苦しむ私としては少しコンプレックスが解消された)。スペイン語に[f]はちゃんとあるのである。無声の子音があるとき,それに対応する有声の子音があるとは限らないのですね。日本語では清音・濁音の対立があるので,ほかの国の言葉もつい同じように考えてしまうが。それはともかく,Vの字がどこでどうやって半母音から[v]の音や[f]の音や,あろうことか[b]の音を表すように変わったのか,調べた限りでは説明がなかった。
by xabon | 2005-05-05 05:01 | 綴り