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語学に関する素朴な疑問など
by xabon
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2005年 05月 06日 ( 3 )

日本語の母音

高校の課題図書で「古代国語の音韻について」という本を読まされたことがある。読まされた,と書くといかにもいやいや読んだというイメージだが,これが実に面白かった。
元の本がどっかにいってしまったのでうろ覚えだが,日本のいわゆる標準語の母音は「あいうえお」の5つとされているが,上代特殊仮名遣いの研究から昔は8つだった,という説である。それは万葉集などでの万葉仮名でおなじ「こ」の文字を表すのに使われる漢字のグループが2つに分けられ,ある単語に使われている「こ」を表すのにはそのうちの一方しか使われない,ということに気づいた人がいて,区別されるのは発音が違っていたからだろう,と考えたことによる。これには異論もあるようだが,残念ながら文字の書き分けは後世に伝わっても発音は伝わらないので確認はできず,信じる人は信じているが,信じていない人は信じていないようである。

ところで今は「あいうえお」の5つの母音があることになっているが,実際には「う」は一つの母音じゃないんだそうだ。ハングルには「う」に聞こえる母音の表記が2つあって,一つは口唇を丸めて発音する[ᅮ],もう一つは唇を引いて発音する[ᅳ]で,両者がどう違うか詳しくしりたい場合には東京外語大のTUFS言語モジュールの朝鮮語のページhttp://www.coelang.tufs.ac.jp/modules/ko/index.htmlで確認していただきたい。
日本語では普通は口唇を丸めだろうとて発音する「う」が使われているが,「す」を発音するときには唇が丸まらないので違う母音になるようだ。これがハングルの[ᅳ]に一致するかどうかはよくわからないが,ハングルで日本語の「す」を表記するときはサ行の子音を表す[ㅅ] に[ᅳ]を([ᅮ]でなく)組み合わせて表記するようである。「うさぎ」の「う」を発音しているとき,また「すすき」の「す」を発音しているときの自分の唇の形を確認してください。「つなみ」の「つ」のときも普通唇を丸めないようだ。そういうわけでこれらは正確には[u]ではなくてmをひっくりかえしたような発音記号で表示することになっているらしい。
そう思って「う段」の音を含む単語を発音してみると,「くま」の「く」を発音するときにも唇は丸まらないなあ。これは自分だけだろうか? 少なくとも「うま」に単純に子音のkをくっつけたような発音ではないようだ。
日本語の発音というのは,無意識にやっているので気づかないが日本人が思っているよりはややこしいようだ。
by xabon | 2005-05-06 20:06 | 日本語

月の名前

曜日の名前がくれば月の名前も調べたくなるのが人情というものである。
英語ではJanuary, Feburary, March, April, May, June, July, August, September,October, November, Decemberというやつである。いにしえの日本では睦月・如月・弥生・卯月・皐月・水無月・文月・葉月・長月・神無月・霜月・師走という情緒ある月の名前があったがいまではすっかり使われなくなっている。かくいう自分も睦月から皐月までは覚えていたが6月がわからない。水無月だといわれれば、なるほど、と思うが。文月・長月・霜月などは、ああ、そういう名前だったの、というくらいのものである。葉月は名前は知っているが何月のことか知らなかった。神無月も、こんなに有名でありながら9月のことかと思っていた。さすがに師走が12月なのは覚えていたが。ああ情けない。それはともかくとして、西欧の月の名前である。まずは後ろの4つ、「何とかバー」という、とってつけたような似た名前が並んでいる。septem-は7を表す接頭詞(フランス語ではまさに7をseptといいますね)、Octo-というのは、蛸がoctopusでocto-が8、pusが足というくらいで、8を意味する接頭詞、以下、novem-が9、decem-が10なので、本来はそれぞれ第7月、第8月、第9月、第10月、という名前だったはずであるが実際には2ヶ月づつずれている。中学校の英語の教科書に、それは7月にシーザーが、8月にアウグストゥスが、自分の名前をつけた月を割り込ませたのでずれた、と書いてあったのでずーっと信じていたらどうも違うらしい。教科書には時々うそが書いてあるので気をつけよう。別の説明によれば、古代ローマでは1年の始まりは3月であったとそうだ。英語でいうMarsが昔は1月だった、というべきか。するとSeptemberは確かに7番目の月である。じゃあ、シーザーやアウグストゥスのしたことは何かというと、「5番目の月」をJuly、「6番目の月」をAugustという名前に変えさせた、ということのようだ。で、昔の暦では冬場は無視されていたようで、まともな月としての名前をつけてもらっていなかったということらしい。JanuaryとFeburaryという名前をつけてもらったときにこれらの月が11番目、12番目の月として命名されたのか、それとも新たな1月、2月として命名されたのかはちょっと調べた限りでははっきりしなかった。英語の教科書にはJanusは前を向く顔と後ろ向きの顔、2つある神なので、去年と今年を見つめる、1月にふさわしい名前だなんてことが書いてあったが本当かどうか知れたものではない。しかしJanusは物事の始まりを司る神だから1年の最初の月の名前に当てられた、とウィキペディアにも書いてあるから、名前がついたときに新しく1番目、2番目の月として定めたのかもしれない。3月を年の始まりとするのは春から1年が始まるという考え方で冬を無視するのは農業の役に立たないからであったろう。それがその冬を1年の始まりと変えたのは、1年で一番日の短い冬至付近を始まりとして、そこからだんだんと日が長くなっていく、という風にしたものと思われる。
http://homepage3.nifty.com/kabaddi/1011.htmによると2月は「浄み」をあらわす言葉からつけられ、3月は軍神Marsに由来する(曜日にもMarsの名前があったなあ。一人であっちもこっちも出てくるのはMarsだけである)。
4月はラテン語の開くを意味するapriに由来するんだそうだ。フランス語にouvrir(開く)という動詞があるなあ。多分語源は同じだと思う。ちなみにフランス語で4月はavril。きっと3月は農作業の準備のための月で、4月に畑開きをしたんじゃないかと思う、勝手な想像ですが。5月はローマの女神Mainから、6月は同じく女神Junoからだそうだ。

追加:講談社現代新書の「はじめてのラテン語」によると,Januaryが1月になったのは名前がついたより後で,1月になった理由は軍事上の問題と書かれていた。これ以上のことを知れたければ専門的な文献にあたるしかあるまい。
by xabon | 2005-05-06 18:56 | 英語

曜日の名前

日本語で日月火水木金土、英語ではSunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturdayという、曜日の名前のこと。
ドイツ語ではSontag, Montag, Dienstag, Mittwoch, Donnerstag, Freitag, Samstagとなるようだ(土曜日がSamstagになるのは南ドイツで、北部ではSonnabend)。
昔ドイツ語を習ったとき、各曜日の名前を調べて、日・月・火・木・金を独和辞典で見つけ、これらは英語に似ていると思ったが、水曜日を見つけるまでにしばらく時間がかかった。土曜日についてはどうだったか記憶にない。
一週間が日曜日から始まるのか月曜日から始まるのかはよくわからないが、ドイツでは水曜日がMittwoch=週の真ん中、という名前がついているくらいなので日曜日から始まるという認識なのだろう。(しかし何でドイツ人は水曜だけ週の真ん中などという味も素っ気もない名前にしたんだろう?) 日曜日は太陽の日、月曜日はお月様の日という名前であるのは書かずもがな。英語のほかの曜日の名前は北欧神話の神様に由来しているとのことである。火曜日はTiu(ティウ、あるいはテュールともいう。こっちの名前には聞き覚えがあるような気がする。ウィキペディアによる)という軍神の名前から。WednesdayはWodenという北欧神話の主神の名前からきている(この由来のことは改めて調べなくても知っていたぞ)。ThursdayはThorという神の名前から(シャーロックホームズの短編にソア橋というのがあるがこの神の名前をつけた橋だったに違いない)。雷などを司る神だということでthunderという単語とも関連するのではないかと思ったら確かにそう書いてある(http://forum.nifty.com/ffortune/fortune/runes/myth.htm)。FridayはFriggという女神に由来するという説とFreyjaという女神に由来するという説があるようだ。どちらも愛の神で混同されやすいそうだ。Saturdayはローマの農耕の神Saturnusサターンから。どうしてこれだけ北欧の神の名前を使わなかったのだろう? ドイツ語のSamtagはフランス語での土曜日Samediと同じで安息日のSabatoに由来しているそうだ。
さてそのフランス語では日曜日がdimanche、月曜日がlundi, 以下、mardi, mercredi, jeudi, vendredi, samedi,となっている。日曜日は「主の日」。多少綴りは違うが、スペイン語やイタリア語といった同じラテン語由来の言語でも同じ。英語やドイツ語と違うのは宗教の違いでしょうか? 一方、月曜日は英語などと同じ「月の日」のようだ。mardiはローマ神話の軍神Marsから。英語でも火曜日に軍神の名前が使われているのは、曜日というものがイギリスに伝わったときに火曜日は軍神の名前が使われているというのも一緒に伝わり、自分たちのところの神の名前を当てたということのようだ。mercrediはローマの商業の神Mercriusから。jeudiは主神Jupiterで、英語の主神の名前が水曜日に当てられているのとはちょっとずれている。なぜだろう。vendrediは美の女神Venusに由来するそうだ。ロマンス諸語はみんなこの通りかと思ったらポルトガル語は日曜日が「主の日」、土曜日が「安息日」に由来する名前なのは同じだがほかは単なる順番で月曜日が「週の第2日」、以下「第3日」…と続くだけである。これを初めてみたのはNHKラジオポルトガル語講座のテキストであったが、似たような言葉を使っていても、やっぱり国により(言語により?)ちょっとづつ違うもんだなあ、と思ったものである。
(http://www.rinc.or.jp/~kurata/youbi.html#section1を参照した。いろんな国の曜日の名前とか、日本語の曜日の名前と惑星の名前と五行の関係について詳しい。中国では日月火水木金土というのは使わないんですね。)
by xabon | 2005-05-06 18:01 | その他