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1 英文法
そういえばまとまった英文法の勉強というのは長らくしたことがない、ということに気づき、英文法のテキストを買って読み直しております。丸善から出ている「アレクサンダー 英文法」というテキストである。ちょっと古い本のようだが文法の本質的なところにはあまり関係あるまい。一読したところ数箇所の誤訳と思われる間違いがあるのはご愛嬌ということか、ま、有名大学のえらい先生方が何人かで訳した何千円かするテキストでさえ間違いがあるんだから、このブログに間違いがあったって仕方ないのだ。
英語で書かれたテキストの訳本らしく、どちらかといえば英語圏以外のヨーロッパ諸語を母国語とする人を読者として想定して書かれた本のようであり、ところどころ、「ほかのヨーロッパの諸言語と比べ英語は...」というような記述がでてくる。英語というのはヨーロッパの諸言語のなかでは磨り減った分だけほかの言語とは異質な面が多くなっているということだろうか。フランス語やドイツ語などを学習するときに、英語ではこうだからそれから類推すると...、と考えるとずいぶん違っていてびっくりすることが多いのは英語を基準に考えることに問題があるようだ。今までここで書いてきたようなことのいくつかも、そういう「ほかのヨーロッパ諸言語との違い」に含まれていたりするが、しかし何でそのように違うのか、その答えまでは書いてくれていない、それは文法書の役割を越えているということだろうから仕方ない。 まず、出てくるのは、多くのヨーロッパ言語は屈折言語であるが、英語は「かつて屈折言語であった」ということである。ということは著者は現代英語は屈折語ではないと考えているのであろう。実際には、屈折語とされている言語だって全てを単語の屈折で表せるわけではないだろうから(そういう言語もあるのかもしれないが)、実際には「屈折語としての性格が強い」とか「弱い」とかいうことなんだろうと思うが。 日本語では「てにをは」が「格」に相当するものを表すのに使えるので「イヌがある人を噛んだ」と書いても「ある人をイヌが噛んだ」と書いても「ある人がイヌを噛んだ」と誤解されることはないわけであるが、英語では「イヌ」と「ある人」の語順を入れ替えると噛んだものと噛まれたまで入れ替わってしまうわけで、「語順」が名詞の「格」を判断するための重要な役割を果たしているので、あまり勝手に語順を変えてはいけないわけだ。中国語もそうなんですかね? ちなみに屈折語の特徴とは次のようなことだそうである。 1. 名詞の語尾が、動詞の主語であるか目的語であるかにより変化する。 (ラテン語だと「主格」「属格」「与格」「奪格」とか、2つ以上の格変化があるようだが、ここでは主格以外を全部「目的語」にひっくるめているのであろうか?) 2. 冠詞、または形容詞と名詞の間の複雑な呼応がある。 (フランス語では、男性名詞につく定冠詞がle、女性名詞ならla、複数ならdesなどと、名詞の性や数によりそれにつく冠詞や形容詞の形も対応して変化するということであろう) 3. 動詞が活用変化する。よって語尾変化をみれば主語の人称、単複がわかる。 (日本語も動詞は活用変化するけれどもそれをみても主語の人称、単複はわからないので、「活用変化する」ということから「よって」といわれてもぴんとこないが、ヨーロッパの諸言語では動詞の活用変化というのは人称・単複と切っても切れない関係なのだろう) ▲
by xabon
| 2005-06-26 16:55
| 文法
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