vert- は「向きを変える」とか「向ける」という意味を表す語根だそうである。ラテン語の verto、vertere という単語に由来する語根 convert はふつーに知っている動詞だ。conversation 「会話」も、まあよく出てくる単語に入るだろう。わたくしはWe need conversation. などと言われてもとっさには理解できないかもしれないが。controversy は「議論」だそうである。contro- が「反対の」で、意見が「反対の」「方向に向けられあっている」というようなことだろうか。
いろいろ出てますな。adverse 「反対の」、divert 「回り道をする」、vertical 「垂直の」、verse 「詩」などなど。馴染みの少ない単語も結構あったりする。
anniversary も、「単語耳vol.3」のvert-の項には含まれていないがこの語根を含む単語だったようだ。anni- はフランス語の an 「年」と同じで、「周年」ということだ。
part- は「部分、分割」に関連した語源であることはまあすぐわかる。これはもとになるラテン語の単語が書いてない。
partial は「部分的な」、partial は「偏って、部分的に」、parcel は「小包」、apart,
depart などもこのグループだ。こちらのグループに含まれている単語は馴染みのある単語が比較的多いですな。
フランス語の partir というのは関係あるんですかね?