fort: 「強い」
force は「力」「強いる」。enforce 「押しつける」。reinforce は「補強する」。workforce が「全従業員」、これは知らない単語だ。comfortably という副詞が入っている。comfort, comfortable は既出なのだろう。
フランス語では fort そのものが「強い」という形容詞だ。「弱い」の方は faible 。ついでに覚えておこう。スペイン語も一緒にやってしまうと、「強い」が fuerte で、微妙に母音が変化している。スペイン語ではよく語幹母音が変化しますな。「弱い」は débil で、これはフランス語とはおおもとが違うようだ。ラテン語では「強い」は fortis というのだな。「弱い」の方はいくつか出ているが debilis というのがある。スペイン語の débil はここから来ているということだろう。
fess: 「述べる」
professional は「人前で話をする」というようなところから来ているということだろうか。professor というのは人前で話をする人、ということか。confess は「告白する、白状する」。この fess はどこから来たのか、ラテン語の辞書にはこれに当たる語は出ていないようだ。ラテン語由来の語根ではないのかな?
fid: 「信頼する」
confident は「自信に満ちた」、confidencial は「秘密の、信用のおける」。faithful は「忠実な」。
fides 「信頼、信用」「信義」「誠実」などという意味のラテン語の単語があるようだ。この辺から来ているということですな。
羅和辞典を買ったら単語の勉強が楽しくなりました。