語学に関する素朴な疑問など
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昔の英語のアルファベット

「英語の冒険」に初期の英語のアルファベットが書いてあるので書き写しておこう。a æ b c d e f g h i k l m n o p r s t þ ð u uu の24文字だそうである。例によってjとvがない。qもない。 x, y, zもない。wがないかわりにuuがある。これで一文字と数えるらしい。文字通り,ダブルユーだ。æはいつから使われなくなったのだろう。発音には残っているのだから,残しておけばよかったのである。フランスあたりから人やら言葉やらが流れ込んできたときに,ラテン文字にない字は磨り減ってしまったのだろうか。ほかの今はない文字þ, ðは[θ]やその有声音を表すのに使われた文字だそうだ。ðのほうは有声音のほうの発音記号に姿をとどめているのでþが無声音,ðが有声音かというとあまり区別せずに使われていた,と何かにかいてあった,それならどっちか一つで済むとおもうんだが,変なの。これらの文字も消えてしまい,th-の綴りで代用されることになってしまった。ラテン文字がメジャーになってしまってラテン文字にあらざるもの,文字にあらず,という雰囲気だったのだろうか? 前にも書いたような気がするが,ラテン文字っていうのは,英語やフランス語を表記するにはあまり適していないように思うなあ。ハングルみたいに,自分の国の言葉にあった独自の文字を作ってやろうという気概のあるやつはいなかったのかねえ。
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by xabon | 2005-05-31 05:49 | 英語

不規則動詞のつづき

be動詞というのも変わったやつである。be動詞を知らない人がここにアクセスするとは思えないが,念のために書いておくと,I am, You are, He is, などというときのam, are, isなどである。過去形ではwasあるいはwereである。beなんてどこにも出てこない。「はじめての言語学」によれば英語の遠い先祖に「ある」というbh-という形が元になっているとのことであるが,どうしてamとかareとかisというのをまとめたときにbe動詞というのかは結局わからない。どうしてこれがbe動詞なのだろう? ドイツ語ではich bin, du bist, er ist, wir sind, ihr seidなどと活用し,不定詞はseinである。こちらは不定詞がb-何とかでない代わりに一人称・二人称単数にb-何とかの形がある。なんでこんなに形が変わるかというと,もともとは別々の動詞だったらしいが,何で別々の動詞を人称によってこんな風に使い分けなくちゃいけないんでしょうね?
フランス語ではje suis, tu es, il est, nous sommes, vous etes, ils sontなどである。不定形ではêtre。
スペイン語ではなんとこの動詞に相当するものがestarとserの二つもあったりするが,結局,b-何とか,という系列とs-何とかという系列とis-何とか,あるいはes-何とかという系列のものがあって,どういう経緯か一つの動詞にまとめられたというあたりでしょうか?
いま,別のことを調べようとして「はじめてのロシア語」という本をみたら,ロシア語では現在のことをいうときにはbe動詞に相当するものは省略しちゃうのですね。スペイン語では主語の方を省略するんだけど。つまり,英語でI’m Japanese.「私は日本人です」というのが,スペイン語だとSoy japones.「日本人です」になり,ロシア語だと「私,日本人」I Japanese.みたいに主語と補語(ロシア語文法で補語というかどうかはしらない)だけしか言わないのだそうだ,ロシア語で書けばいいのだがキリル文字に切り替えるのも面倒なので英語を使っております。
そういえば「行く」というのもかなりややこしいようだ。英語ではgo。過去形が似ても似つかぬwentというのも古くは別の単語だったからとか。フランス語は英語と別系統でallerであるがなぜかje vais, tu vas, il va, nous allons, vous avez, ils vontと活用して,語幹が2つあって,これも元はきっと違う言葉だったんだろう。未来形だかなにかになるとir-という語幹もでてくるようだ。スペイン語では不定形がirであるが,接続法現在ではva-という語幹が登場する。もともとラテン語に,行くという意味の単語がいくつかあったのがいつしかごちゃまぜになったのだろうか? しかしもっとわからないのが点過去になるとserと同じ形になってしまうことだ。いったい全体どうなっているのだろう? それに比べればドイツ語の変化なんて可愛いものだ。gehen-ging-gegegenなんて,ゲゲゲの鬼太郎みたいだが。
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by xabon | 2005-05-30 07:20 | 文法

不規則動詞

さて,外国語を習うときにやっかいなことの一つに,不規則動詞の活用ということがある。英語はまだいいのですよ。人称変化は三人称単数現在しか覚えなくていいし,人称変化に関する不規則な変化は be動詞とhaveだけだ。時制に伴う変化だって,英語には未来形がないし,現在分詞は規則的な変化しかしないので,過去形と過去分詞だけ不規則なものを覚えればいいのである。昔やりましたね。have-had-hadとかset-set-setとか。
これがドイツ語になると,時制に関しては英語とさして変わらないが,人称変化が一人称,二人称,三人称のそれぞれ単数複数,とやたら多い。しかし,ドイツ語もまだいいほうかも知れない。人称変化の語尾は一定しているようなので,それはしばらく練習すれば身につくだろう。練習しなかったために身についていない人も若干一名ここにいるが。フランス語には変則的な変化をするものが多くなるのでますます覚えることが多くなる。未来形とかいうのも覚えなきゃならん。未来形は語尾変化は規則的だが語幹が現在形と違ったりする。過去分詞とかあまり使われないが単純過去とかいうのもあるし。なんでこんな不規則動詞などというものがあるのだろう。たちの悪いことに(?),どの言語でも,日常よく使われる動詞ほど不規則なものが多い。have,haben, avoirとか,be, sein, êtreなど,代表的である。多分それなりの理由があるのだと思うが何ででしょうね? しかし,食べるなどというのは英語ではeat-ate-ateと不規則活用するが,フランス語ではmangerは規則動詞なので,ある日常的な動作がどの言語でも不規則動詞であるというわけでもない。essenが不規則動詞だったかどうか,脳裏を「えっせん,あーす,げげっせん」という言葉がよぎったりはするのだが。
日本語の動詞は五段活用とか上一段活用とか下一段活用とかあったような気がするが,不規則動詞ってのはありましたかね? 「する」とか「くる」ってのは不規則動詞だったかな。
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by xabon | 2005-05-29 11:05 | 文法

主語

英語の文章には必ず主語がある。Sounds interesting.(「面白そうだね」とでも訳せばいいだろうか)など,感覚動詞のときには主語が省略されるというのもあるそうだから「必ず」というとちょっといい過ぎかもしれないが,日本語で「どこいくの」というとき,尋ねた相手のほかに誰も周りにいなくて誰に尋ねているのか自明であっても「あなたはどこにいくのですか」と聞かないといけないのである。
こういうとき,ラテン語では主語を明示する必要がない。スペイン語も主語を省略できる。イタリア語もそうらしいがイタリア語のことはよく知らない。日本語の場合にはそもそも「文章中に主語を入れる」という観念がないのじゃないかという気がするが,スペイン語などの場合には,動詞の格変化をみれば主語が「私」なのか「君」なのかがわかるので,という誠に理屈っぽい理由でそういう場合には主語を明示しなくてもいいことになっているわけである。英語でIt's raining.なんてときのItに相当する非人称の主語も省略するようである。
フランス語はスペイン語と同じロマンス語系統の言語であるけれども主語は省略できないようだ。フランス語の格変化は,文字で書くと人称毎に違うけれども発音すると同じになってしまうものが多いからだろうか。ドイツ語も人称毎に形が違い,発音も違うようだが,ドイツ語でも主語は省略しない。これらの言語で主語を省略しない(できない?)のは同じ理由か個別の事情なのかわからないけれども,ドイツ語の例をみるに,「格変化では主語がわからないから省略しない」というものではないらしい(フランス語は「格変化が磨り減って,主語を省略しちゃうとわからなくなるから省略できなくなった」のかも知れないが)。多分,英語やドイツ語では「格変化でわかるから省略する」とか「わからないから省略できない」とかいう理屈じゃなく,「文章のなかで主語は必要不可欠な構成要素であり,明示するべきもの」であって,「わかるときには主語を省略してもいい」という考え方がそもそもないのじゃないだろうか,と思ったものである。
命令法に主語がないこととの関係は私にはわかりません。英語やフランス語では主語がない文章は命令文だったりするわけですが,スペイン語では命令するときどうするのか疑問に思っていたのですが,命令法用の変化があるわけですね,当然ですか。
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by xabon | 2005-05-29 05:40 | 文法

æ

「英語の歴史」(じゃなくて「英語の冒険」でした。失礼しました。)という本によると昔の英語のアルファベットは23文字だったそうだ。その中には今ある文字が入ってなかったり,今はない文字が含まれていたりする。その中にはæというのがあったそうだ。いまは発音記号に名残がみられる。猫をcatとかいて[kæt]と発音する,エと発音しながらアと発音しなければならないというややこしい母音,あれである。日本語にはない母音であるが日本語ではcatはキャットと表記する。エと発音しながらアと発音するのなら,ケァットのほうが実態に近いのではないかと思うがそんな日本語の表記はないので仕方がない。キャットでもそんなに不都合はないようであり,日本語にæという母音がない割には日本人のcatの発音は(ほかのæを含む単語よりは)悪くないとのことである。
「キャット」がcatが[kæt]であるならば「シャット」は[sæt]であるかというとそんな発音をする単語は英語にないのであって(嘘だ,sit-sat-satのsatは[sæt]でした。お詫びして訂正いたします)「シャット」はshutで発音記号で書くとsを縦に引き伸ばしたような積分記号∫のようなやつなのだがIMEでこれを出すのは容易でない。積分記号はintegralのIからできた記号なのでsの親戚のような音とは似て非なるものであるが,シャ行の子音の発音記号を知らなければ(そんな人がここを読むことなんてあるだろうか),まあこんな格好をした奴だと思ってください。次の母音はuを「ア」と読むときの音はvをひっくり返したような発音記号で表される口をあんまり大きく開けない「ア」であって,「エ」と発音しながら「ア」と発音する母音とは違うものである。やれやれ,やっぱり英語を日本語で表記するのにはなかなか無理がある。同じ拗音で書かれていても片や母音の問題,片や子音の問題とは。飛行機のチャーター便のchaterの最初の子音は「シャ」の子音の前にtがくっついたもので親戚筋である。次の母音は口を広く開けて奥のほうで発音する長母音でæではない。shutと同じくこの拗音はチャ行の子音であることを表すための記号と化しているようだ。satelliteのsの次の母音がæであるが,この単語をあえて日本語表記すると「サテライト」であって断じて「シャテライト」ではない。tabletだって「タブレット」であって「チャブレット」ではない。この辺は「サ行」「タ行」のなかでは母音が i のところでは子音が変わってしまうという事情があるので「カ行」とは同じに扱えないのは止むを得ないのだといわれるかもしれないからほかの行で見てみよう。mにはmapやらmadやらありますね。バ行ではbatなど。しかしこれらの単語はカナ表記するのに「マップ」「マッド」「バット」であって「ミャップ」「ミャッド」「ビャット」ではない。まあ確かに「マップ」を「ミャップ」と発音しても本来のmapの発音に近くなったような気はしないが,どうして「キャット」は「カット」より英語のcatの発音に近いように感じるのかと考えるに æは口の前のほうで発音する母音なので「カ」とは子音の発音の仕方がやや異なる。そのあたりにcatを「カット」ではなく「キャット」と書く事情がありそうだ。所詮英語をカナで書くのは無理があるのだろうが,「メァップ」「メァッド」「ベァット」などと書くのはどうだろう,と考えたがairとかhairとかいう,æとは違う二重母音を「エア」「ヘア」と書くのと紛らわしくなってしまうから駄目だろうなあ。
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by xabon | 2005-05-28 15:23 | 発音

Cの謎の続き

さて,その後いくつかの本を読んでわかったことであるが,カ行,ガ行の音というのは舌根部と口蓋部をくっくけて息を止めたのちそれを開放させて出す音のようだ。韓国語では終声のᄀは息を止めただけで開放はしないようだが,それを言い出すとややこしくなるのでその話はあっちのほうに置くことにしよう。この,口蓋に舌根がくっつく位置が,子音に続く母音によって変わってくるらしい。aは口の奥の方で発せられるので「カ」の時の子音を発音するときには舌根はかなり奥の方で口蓋にくっつく。「キ」のiは前のほうで発せられるので前もって子音を発音するときの舌が前寄りになる,など。おおむね「カ」「コ」が一番後ろで,「ク」ではやや前に来て,「キ」「ケ」が一番前寄りで発音されるようだ。それがさらに前に寄りすぎると「キ」「ケ」が「シ」「セ」になる,ということであろうか。フランス語でcaは「カ」なのにciが「キ」でなくて「スィ」になる訳が,少しだけわかったような気がするが,気のせいかもしれない。
iraqやqatarの国名にあえてqの文字を使うのもこの辺に鍵があるのかもしれない。
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by xabon | 2005-05-27 23:54 | 発音

Rの発音

Rはまた難しい文字である。まず日本人には聞いてLとの区別が難しいが,これは今更である。
同じRと書いても発音の仕方がずいぶん異なることがある。英語のRは舌をそっくり返らせるようにして発音する音である。しかし、-erとか-orとか-urとかとか(イギリス英語だと-reとか-ourとか)いう綴りのRは母音を長音化して発音する記号と化している。そしてアメリカでは最後に巻き舌の音を少し響かせ、イギリスでは巻き舌が入らない。イギリス英語ではこの綴りではRは[r]の音を表す働きはなくなってしまっている。なんでこんなことになったんだろう。
スペインでは語頭のR、あるいは語中RRで綴られていると巻き舌、語中のRは舌先で口蓋を1回弾いて出す音、ということである。ラジオのスペイン語ニュースなんか聞いてるとたしかに見事な巻き舌の発音が聞こえてくる。意味は全然わかってないんですけどね。
フランス語のRは英語と全然違い、喉の音のRで、口蓋摩擦音なんだそうである。そして口蓋垂をふるわせてRの響きを出すと書かれているが、口蓋垂はなかなかふるえてくれない。口蓋垂がふるえてくれないとRは喉から出す「ハ行」(スペイン語でGやJが表す音)のような音になってしまうようだ。フランス語講座を聞いていると,日本人講師の先生の発音は「ハ行」のようにしか聞こえなかったりする。そしてまさにブラジル・ポルトガル語にいたっては語頭のRは喉音の「ハ行」になってしまっている。NHKのポルトガル語ニュースを聞いていると、「ハディオ ジャポン」といっている。スペイン語では「ラディオ ハポン」でRが「ハ」になったりJが「ハ」になったり,ややこしいことである。ちなみに本家のポルトガルのポルトガル語では巻き舌あるいは喉音のRで発音するようである。たぶんブラジルに喉音のRが伝わった後、Rから「ハ行の子音に近い音」に変わったものと思われ、ブラジル人も口蓋垂をふるわせるのが苦手なのかもしれない。これも言語の磨り減りの一種じゃないかと,勝手に思っている。
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by xabon | 2005-05-27 22:25 | 発音

性別

英語では名詞に性別というものはないと思っていたが,男性,女性,中性,通性の区別があるんだそうだ。たしかに,三人称に he, she, itとあるので男性,女性,中性があるわけだなあ。英語の場合は人間の場合,実際にそのものの生物学的な性別でheで受けるかsheで受けるか決まるので,あまり名詞の性別を意識しないでいいので,ないと思い込んでいた。ドイツ語を習ったら、名詞には性というものがある、と教えられた訳である。Mannは男で、男性名詞、Frauは婦人、女性名詞。なるほど。犬が男性、猫が女性。そういうイメージかなあ、と思っていると、Katzeというのが猫一般を指している女性名詞だが牡猫を指す言葉としては別にKarterというのがあったりする。まあ、犬でも猫でも、それぞれ性別はあるのだからいいだろう。かたつむり、は雌雄同体だそうだがドイツ語のかたつむりという単語の性別はどうなっているのだろう、などという疑問が頭をよぎる。そういうことを考えているときりがないので先に進もう。太陽が男性で月が女性。なんとなくわからないでもない。お嬢ちゃん Mädchenは中性。-chenという縮小語尾がつくと中性化するのだそうだ。英語ならお嬢ちゃんだろうがおねーさまだろうがおばさまだろうがばあちゃんだろうが,みなsheでいいのだが。小さい子供は中性的だからかなあ、と考えることにしてみるがやや釈然としない。中性子 Neutronは中性名詞だろうか? 陽子はどうなんだろう。反陽子は? また変な方向に向ってしまった。軌道修正しなければ。フランス語とかスペイン語など、ロマンス語の系統には中性名詞がなくて男性名詞と女性名詞だけである。当然出所のラテン語もそうだろうと思いきやラテン語には中性名詞があったのだという。それがいつしかなくなって男性名詞と女性名詞の2つになったのだとか。どうせならそれもなくなってくれればわかりやすかったんですけどね。しかし何で名詞に性別を区別しないといけないのだろう? 性別がもっともっとたくさんある言語もあるそうだが,そんなにいっぱい区別してなにかいいことがあるのだろうか? まあ,区別するだけなら勝手にやってくれればいいんだが、冠詞を性別にあわせて使い分けるとか形容詞にも性別にあわせた変化が起きるとか、ややこしくて敵いません。
漢字では海の中に母があり、フランス語では母 la mére の中に海 la mer があるとかいうので、なるほど、ヨーロッパの連中も海には生命の母という感覚があったのだなあ、などと感心していたら、スペイン語では海は男性名詞だという。ラテン語では海は中性名詞だったのだそうだ。ラテン語の中性名詞は、それが消滅した後、大部分は男性名詞化したそうだが、フランス語では多分「山」が男性名詞なのでそれに対するものという連想から女性名詞になった、というようなことがなにかに書いてあった。なんだ、その程度のことだったのか、感心して損をした。
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by xabon | 2005-05-26 19:21 | 文法

別の言語

「はじめての言語学」によるとデンマークの人とノルウェーの人がそれぞれ自分の国の言葉で話し合っても簡単なやり取りにはあまり困らないらしい。

何をもって違う言語とするのか,政治的な問題もあるのでとっても難しいことらしいが,たとえば文法がほとんど一緒で,発音や語彙の違いだけの場合はどうなのだろう? たとえば標準的な日本語と主要な語彙はだいたい共通しているが一部の語彙が違っている場合とか,同じ語彙でアクセントが違う場合とか(「箸」のアクセントが関東と関西で違うなど),同じ「す」と書いても違う音で発音している(秋田では「し」と「す」を同じように発音しているなど)とか,こういう場合は「方言」として扱われると思うのだが,文法的にほとんど変わらなくても語彙が全然違ったら別の言語だろう。
「これはペンです」という日本語を,別の言語の「これ」「は」「ペン」「です」という意味の語に逐一置き換えればそのまま同じ意味の文になる,ということが常に成り立つとしても「これ」が「ジス」,「は」が「ヌン」,「ペン」は外来語なのでもしかすると別の言語でも「ペン」かもしれないが「です」が「セル」とかいう風に日本語の語彙とまったく関連性がなければ日本語の方言として扱われることはないと思うのだが。実際にはそんな極端な関係の2つの言語はない,と思うが何しろ世界は広いので,3つか4つくらいの言語をちょこっと眺めているだけでは断言できるものではない。

沖縄の言葉は大和言葉の方言なのか,別の言語なのか,これも書いているものによって扱いが違う。方言なのか別の言語なのか,何をもって分けるのかは簡単には決められないというのはその通りとしても,著者としての定義を決めてほしいなあ。
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by xabon | 2005-05-25 07:05 | その他

よう来たな

英語では、ようこそ、のことを welcome というので、よう来たな、well come、というようなところから出来た言葉かと思っていたら、何かの本に、そうではない、と書かれていた。語源辞典にでも当たればいいわけだが手許にそのような大層なものはない。けれどもウェブ上で検索したところ、「プログレッシブ英和中辞典」によると「古英語wilcuma (willa喜び+cuma来訪者=喜びをもたらす来訪者).welはwellの影響による」とのことであるので確かに well + come という出自ではないようだ。フランス語では bienvenu、これはどうみても bien=英語のwellに当たる「良く」という意味の副詞、venu=英語のcome に相当するvenir(「来る」)の過去分詞なので、welcomeもてっきりそうだと思ってしまったのだが大間違いだったようだ。スペイン語でも同じように bienvenido というんだがなあ。これはラテン語でこういう言い方をしたのだろうか? ひそかに「フランス人やスペイン人も英語の welcomeをwell+comeだと思いそれを自国語に言い換えたということはないのだろうか」と思っているのだがこれもとんでもない大間違いかもしれない。所詮素人の考えることである。
英語で maybe という単語はフランス語の peut-êtreに当たる。英語の may は「してもよろしい」とか「かもしれない」といった意味を表す助動詞で,maybe というのは may be … 「…であるかもしれない」からできた副詞かなと思うのだがこれは「プログレッシブ」に語源は出ていなかった。フランス語のpeutは,英語でいえばcanとmayの役割を併せ持った動詞(フランス語では助動詞じゃなく動詞になるのですな)pouvoirの直説法3人称現在形,êtreは英語のbe動詞に当たるのでmaybeと同じ成り立ちである。これも,どっちかが本家で他方がそれを自国語に置き換えたのではないかと思ったのだが。
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by xabon | 2005-05-24 18:15 | 英語